築150年の・・・
お手入れされた古民家ですが、解体の運命に!
7月には・・・
いよいよ解体が始まります。
とても程度が良いので『移築再生』が可能です。
普通は・・・
「田の字造り」で4部屋に回り縁側ですが
こちらは6部屋に回り縁側が付いた豪華な古民家です。
三和土(たたき)・・・
の土間もそのまま残されており立派な梁も
虫の害も殆ど見受けられません。格子戸もあります。
重機で・・・
バリバリと壊すのがもったいないくらい程度が良い。
(×印は2階の部屋です)
このたびは・・・
移築再生が叶わないのであれば、梁や大黒柱
ケヤキの縁側板などを「買わせて頂きます!」
所有者さんのご希望で・・・
「壊すならせめてどこかで使って頂く方が
いらっしゃれば」と購入させて頂く予定です。
どなたか・・・
グループホームや店舗などに利用される方は
いらっしゃらないのでしょうか?
ちなみに・・・ ↑↑(あらエッサ)クリック
安来市の玄関口にある『道の駅あらエッサ』も
古民家を移築再生した「古民家レストラン」です。
私どもの・・・
宮大工さんが手がけた物件です。
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築150年・・・
松江の殿様『松平不昧公』の愛した茶室『菅田庵』の
近いところにあって、とても由緒ある大きなお屋敷。
普通田の字造りは・・・
4部屋に回り縁側が一般的ですがこちらでは
6部屋の周囲に回り縁側が配置された豪邸です。
玄関脇には・・・
祝言(結婚式)でお嫁さんが家から出るとき
仏事にお寺の和尚さんが出入りする時だけに使われる
外階段も、立派な欅材でしつらえてありました。
そこを・・・
「立ち退き命令」が出たようで、全て壊します。
しかし・・・
再利用できる、黒く煤けた「古材(こざい)」の
梁は縦横無尽に張り巡らされています。
私どもでは・・・
最近の「古材人気」に使ってもらいたく
古材の購入もしています。
古材の購入は・・・
重機で取り外すと仕口が壊れたりキズがつきます。
1本1本布団を巻いて人力で取り外し再利用します。
そのため弊社で取り壊しの工事も行っています。
大きな土蔵には・・・
部屋から雨に濡れないよう出入りできるように
増築されて出し入れがとても便利です。
お宝も・・・
たくさん残っていましたよ!
関東地方の・・・
所有者さんと打ち合わせさせて頂きました。
またまた・・・ ↓↓クリック
フリーマーケットに出すような古民具がてんこもり
これが全て壊され捨てられると思うとお金を出して
でも買わせて頂きます。
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「田舎にある古民家を有効利用したいんですが」と
娘さんからお電話を頂戴した。
所有者であるお母さんは・・・
関西方面で住まいしておられる。
早速調査開始です。。。
経年の劣化は仕方ないにしても・・・
なんとお手入れが行き届いた古民家である。
週末をここで過ごす・・・
「別荘」気分の使い方がご希望のようだ。
玄関を入ると・・・
そこは三和土(たたき)。
でこぼこした土の感触が何とも言えない。
格子戸を透かしてみると、
板の間に「囲炉裏」の痕跡があった。
大正・昭和の時代へタイムスリップしたようだ。
何とか、当時の姿を残すことが出来ないものか。。
しかし・・・
使う側からしてみれば、やはり快適性は欠かせない。
限られた予算の中で・・・
果たしてどのような「ご提案」が出来るだろうか?
この集落には・・・
この家と、あと1軒を残すだけとなった茅葺きの家。
復元と、快適性の相反する課題をどう乗り越えようか。。。
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