古民家は・・・
さまざまなハプニングと、
できあがりの悦びが混在する極めて希なリフォームです。
このたびは、築110年の古民家です。
110年ほど前には・・・
福沢諭吉や板垣退助が活躍していた頃。
そんな時代の古民家です。
過去3回のリフォームをさせて頂いた
リピート工事です。
古くなった縁側と、ガラス障子を取替える工事。
予想は出来ていたのですが・・・
やはり、いつも予想を上回ることしばしば。。
和室の床下にある大きな木材が・・・
シロアリの被害でバームクーヘン状態に(笑)
いえいえ!
笑っている場合ではありません。
さらにひどいのは・・・
原形をとどめないほどの被害です。
全く役目を果たしていませんでした。
お客様から言われたとおり、
ご予算のとおりに作業すればいいのですが・・・
見逃すわけには参りません。
ご予算に見合うような方法を考えなければ。。
お話し合いの上・・・
取替えることが決定しました。
同業者さんに言わせると・・・
「危険だから建替えましょう!」と、口をそろえて。。
古民家は・・・
こうして、再生復旧することが出来るのです。
先人達の知恵は・・・
いつも感心させられます。
新築を求められる業者さんには・・・
再生する技術・職人さんがいないのでしょうね!
古民家は・・・
社会の財産です。
資源をムダにしない宝物です。
JUGEMテーマ:古民家・田舎暮らしのススメ
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