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築90年の古民家から・・・

大きなお屋敷の古民家は総二階の立派な造りでした。

 

しかし・・・

角っこの『通し柱』がシロアリ被害で腐食してました。

8畳間の水平は4cm程ありましたが石の上に柱が建つ

「石場建て工法」は1本ぐらい足下が腐れても現存します。

座屈

さすがに・・・

このままではとても危険な建物になります。

#シロアリ被害#腐れ#床下の湿気対策#古民家

宮大工が・・・

電灯(まちがえた)伝統の技術を駆使して、新しい柱と

同じほどの強度を持つ『金輪継ぎ』を採用しました。

金輪継ぎ3

この工法は・・・

神社仏閣などに使われ何百年も持続可能にする技術。

裏から見ると水平につないであるだけ???

#伝統工法#金輪継ぎ#宮大工#土間コンクリート

金輪継ぎ1

ところが・・・

表に回ってみると複雑な工法でつないであります。

最後に2方向から「込み栓」と呼ばれるクサビで一体に合体!

#防湿コンクリート#古民家再生#田の字造り

よ〜くみると・・・

画像中央部に茶色の長い「ツノ」が刺してあるのがクサビ!

金輪継ぎ2

こんなに複雑な加工が必要です!

#鳥取県#米子市#境港市#西伯郡#伯耆町#南部町#日野郡

こうすることで・・・

新築時と同様の強度を維持することが出来ます。

 

地面からの・・・

湿気を防ぐため「防湿コンクリート」を打設すことで

柱元の石も動かないようにします。

 

石の上に建っている柱は・・・

床下で太い構造材で四方から固め動かないようにします。

 

伝統工法って・・・

これから先100年も維持できるようにいくらでも修復が

可能な技術なんですよ!

 

そんな・・・

メンテナンスをしているから神社仏閣は何百年経過しても

現存しているんですね!古民家住宅も同じです!

 

古いから・・・

危険だから!と恐らす業者さんがいたら弊社にご相談下さい。

 

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