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こんどは築110年の古民家
板垣退助が活躍していた頃に建てられた古民家です。
(古いですねぇ〜!)

米子地方は海運業が盛んで、お隣の境港市には
「北前船」も寄港したとか・・・

明治の頃より、米子市は養蚕業が多い地方だ。
郊外には製糸工場もあったくらい近年まで桑畑が多かった。

米子から境港市までの間には弓浜半島と呼ばれる砂地で、
弓のようにわん曲しているところからその名がついたようだ。

またの名を「五里ケ浜」とか、古くは「夜見ケ浜」とも呼ばれていた。

砂地のため、農作物は出来が悪く桑畑をはじめ、イモや綿花などの
栽培が行われ、貧しい農家の集落がそこ、ここに点在する。
今では白ネギや甘藷イモなどの栽培などが有名です。

サツマイモの一種「甘藷イモ」が多く栽培されていたので、
弓浜部の人を総称して「浜のイモ太」と呼ぶ人もいました。

今では名残を惜しんで??
地元の芋焼酎に「浜の芋太」の銘柄が残る。

米子市内のはずれに位置する110年の古民家は
養蚕業もしておられ、和室の天井は手が届くか?と思われるほど・・

110年前に石州瓦で葺かれた事は、たいそう資金をつぎ込まれたと
思われる、典型的な回り縁側付き「田の字」つくりの農家住宅だ。

築110年の屋根
この屋根の葺き替えを頼まれました。
明治時代の材料と工法ですから、どんなハプニングが出てくるやら・・

いよいよ明日から始まります。
驚きの事態が発生しないよう祈るばかりです。。。


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