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元構造設計士の安易な考えで社会問題化した偽装事件
鉄筋コンクリートで作られたマンションやホテルは国会でも審議されるまでになったが・・・
個人住宅の安全性、耐久性は本当に問題がないのか!



マンションやホテルの物件は連日新聞やTVで報道されています。
中でもマンション販売会社の社長は「申請を許可した検査機関が悪い!」と開き直っています。
民間に委ねられた検査機関のひとつ「日本ER○株式会社」の株主に、大手のハウスメーカーが大株主として
名を連ねているのをご存じだろうか?

*ミ○○ホーム*大○ハウス*○ナホーム*三○ホーム*○○化学工業などの5社が平成17年3月時点で入っていたことが確認されています。

一般の木造住宅などの確認申請受理は、そのハウスメーカーが同じ申請を提出するより時間がかかると口をそろえて言われている・・・。ハウスメーカーの申請は日本ER○(株)に持ち込まれるケースが殆どだそうだ。
工業生産された品質は、検査する必要が本当に少なくてすむのか・・と思いたくなる。

この山陰地方でも、DハウスやSハウスを手がけている大工職は、「材料はもとより部品の数点が余る」と言う。
いい意味に解釈すれば、余分に入れてあるのかも知れない。しかし、有り余るほど必要以上の部材が、コスト的な観点から見ても多量に入れてあるとは考えられない。

もしも、必要な部材が使われていなかったら?と思うと、本当にハウスメーカーの住宅は完璧なのか?と疑いたくなる。
鉄筋の量を減らされた現場サイトと同じように、ハウスメーカーの現場でも部品を充分に使用されていなかったら・・・

先述の大工職が言うには、近年仕事が少なくなりハウスメーカーの現場でもしないと食っていけない!と嘆く。
膨大なマニュアルと慣れない作業(鉄骨フレーム等)の連続で、割に合わないと言う。
従って、長続きがしない・・やめるなら代わりの大工職を紹介するように言われる。=基本が忠実ではなくなる。
面倒だからと『必要部材の間引き』が行われているとしたら・・・。ぞっとしますね!(無いことを願います)
天井や壁を貼りあげると、中身を確認することが出来ません。

ある鉄骨系のハウスメーカーは、最近になって木造フレーム中心に売り出した。
木造の悪いところばかりを強調した販売戦略であったはずが、ここになって突然木造フレーム・・とは????
鉄骨系に自信があったのであれば、なぜいまさら・・・と思いたくなる。

日本のハウスメーカーの建物はどれほど世界に輸出されているのだろうか?
今や、日本の自動車産業は世界のトップまで追い上げている。住宅産業はどうか?
2×4住宅は北米を中心に輸入され、北欧からも高断熱住宅が日本へ輸入されている。
日本の住宅は海外の人が購入してくれるのだろうか?
30年しかもたないと言われる耐用年数で、50年100年スパンの外国の人が「これは素晴らしい!」と絶賛してくれるだろうか?

もしかして『あなた!』もハウスメーカー派ですか?

あるメーカーは、・最先端の住宅テクノロジー・長期補償・満足のいく設計を売りにしています。
テクノロジーより100年200年はもつ構造でリフォームや、再利用できる骨太な建物を造ることが、資源の無駄使いにならずに済むのではないか?と考えます。
壊して処理するため二酸化炭素を排出することも少なくなるはずですが・・
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