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2004.12.30 Thursday / ひとりごと

東京医科歯科大学の藤田紘一郎教授の面白い話がある。
教授は「清潔は病気」と意外な話が飛び出した。



私たちの環境を健康的にするには、身の回りから不浄なものを取り除けばよい・・・と考えがちだが。
昭和30年代まではアトピー性疾患の病人はいなかった。
それが増えたのは住環境が改善されて綺麗になりすぎたからである。
言われてみれば、私たちの幼い頃にハナタレ小僧と呼ばれ、学生服の裾がいつもピカピカ輝いていた
(何を隠そう筆者のことだ)


インドネシアのカリマンタン島の住民にはアレルギー疾患の患者はいない。
汚さの中で暮らしているからだ。
O157菌は日本の学校給食が清潔になりすぎたから生まれた。
体内に微生物がいればアレルギーを抑えてくれる。

人間の体はあまり清潔にすると病気になる。 綺麗にしたつもりが逆の効果を生む。
抗菌剤の薬品が市場に出回っているが、これも人間の体を弱めるもとになるのではないか。 と指摘される。

人間の遺伝子は1万年前と変わっていないが、文明は精神的にも肉体的にも、人間にとって必要なものまで排除してしまった面がある。
そのために、超潔癖症候群の人が増えてきて、精神的免疫力までなくしてしまった。

それと関連して、密閉空間は良くないと言う人がいる。 結核予防協会理事長の青木正和氏である。
戦前には年間10万人もの死者を出した結核は、戦後世界一のスピードで減り続けてきた。
しかし、1977年(昭和52年)を境に減り方が鈍化してきた。
その原因を調査したところ「アルミサッシ」の普及率と結核患者減少の鈍化次期と重なることに気が付いた。

「サッシの普及率」が原因の全てではないにしても、患者減少の鈍化と集団感染の増加が建物の気密化と一致することは問題である。
要するに生物のための空間にはほどほどの開放性が必要である。
高気密・高断熱を推進してきた国家的プロジェクトも、近年各部屋に換気装置を必要としてきた。
ならば、昔のような建具だらけの、スキマのある建物で良かったのではないか?と思うのは私だけか。
2004.10.13 Wednesday / ひとりごと

・リフォームは既存の部分を残しながらの解体。
・少しずつ丁寧に壊さねばならない。
・下地の処理に手惑うことが多い。
・養生や清掃に気を遣う。



住宅を何もないサラ地に家を建てるほど簡単なことはありません。
TVの番組では、全ての家財道具や住人も引っ越しして空っぽの状態でリフォームを行います。
それは大変ラクな「あらえっさっさ〜!」の作業になります。

既存(古い)の部分を残して、新しい部分をつなぎます。
その部分にスキマが出来ないよう慎重に作業をします。
つなぎ目は強度を保つためボルトや金物でつなぎます、従って少し大きめに解体する必要があります。
リンゴを真っ二つにしたような切り口には出来ません。 つなぎの部分を補修するだけでも手間がかかります。
既存の建物が垂直に、水平に、直角に建っていれば問題ありません、木造住宅は100%狂いがあるといっても過言ではありません。 
それを合わせるのにクサビ状の咬ませ材を作りながら、入れながら垂直・水平を確保します。
多くのリフォーム業者はこの作業を省き、直に下地材を貼り上げることが多いようです。(安く上がります)

重機で一気に壊すのは簡単ですが「残して取る」作業は、取り付けた経験のある人(大工など)でないと、うまくはずすことが出来ません。
単純職の人より賃金も高いのは理解できますよね。
再利用する部材(キッチン・洗面台・大黒柱・屋根瓦・・・)は特に丁寧に取り扱う必要があります。
それを保管する場所も確保する必要があります。

柱や壁を撤去すると、屋根荷重に耐えるため天井裏に「梁(はり)」と呼ばれる補強材を入れます。
梁を架けるため必要ない隣室の天井も取る場合があります。
壁を取ることで失った壁強度を保つため、他の壁に筋交い(すじかい)と呼ばれる重要な部材を入れます。
TVのリフォーム番組では筋交い補強を殆ど見受けませんね。

下地を残しながら補修する場合、下地を滑らかにする必要があります。
新築では、合板やボードの上に塗ったり・貼ったりするのでその処理が殆ど不要です。

既存の床を汚さないよう養生も必要ですね。
塗り壁を剥ぐ場合、かなりのホコリや表面材が出てきます、そこで養生シートと呼ばれる紙やビニールなどで床を覆います。
いちいち靴を履き替える手間が大変なので、土足で上がっても傷まないように、古いカーペットなども使用します。
残されている家具や照明器具・電化製品などにもシートを掛けます。
隣の部屋に侵入するホコリを防ぐ養生も必要です。

おわかりいただけましたでしょうか?
新築では上記のような手間が省けるため、坪○○万円と表示できるのですが、リフォームは坪いくら?と簡単に表示することが困難なのです。
そして、リフォームで大切なのは出入りする協力業者(職人)のモラルです。
2004.10.03 Sunday / ひとりごと
平成15年7月より建築基準法の改正で24時間の換気設備が規定されました。
これは、室内の汚染物質を強制的に排気しようと言う考え方です。
(リフォームにも適用されます)

私の育った安来市の田舎では、雨戸板、襖や障子といったスキマだらけの建物でした。
自然素材を使って、昔のような建て方をすれば強制的な換気設備は緩和されるようですが・・・

人は自然換気によって、自然から受ける「良い気」を受けることが出来ます。
強制的な機械換気で、室内の「悪い気」は排出できますが、自然から受ける「良い気」は期待できません。
高気密・高断熱の人工的な住宅に住み、人工的な環境に住んでいると『無感』の人になりかねません。
(いや!私は違う!と言い切れるでしょうか?)

だから、五感が鈍って感性が育ちにくい環境になることでしょう。 
下の引用に書いていますが「イノシシとブタの話」ご存知ですか?
自然で育ったイノシシを過保護に、家畜として育てたのがブタです。

太陽の日差し、雨や風、若葉や落ち葉・・そんな自然の中から日本人は、音を感じ、色を感じ、四季折々の「季節」を感じていました。(日本人は色や音を言葉で表す名人ですね)

このことが、優しさとか温かさ・思いやりや創造力など感性豊かな人間性を育んできたのです。
便利さや快適さを優先することで、どんどん「五感」や「体力」までが退化して行くのは私だけではないはず。
大げさに言えば、命の維持や運気の盛衰がいつも影響を受け続けていることになりかねません。

近年のニュースは無差別な殺人事件や身内の殺人事件が多くなりましたね、それも小中学生による事件は、家庭内での感性を自然に学ばせる「場」としての建物の構造にも影響があるように思います。

学校に上がる前の子供に、独立した部屋を求められたリフォームもありました。
本当にその子供が求めていたのでしょうか?兄弟ケンカがあってもいいじゃないですか、ケンカの中から優しさや思いやり、痛みの度合いまで理解できると思うのです。
私どものリフォームでは、上記のようなお話も含めお客様とのコミュニケーションを図っています。

「イノシシとブタの話」

ブタは
イノシシを家畜化したものである、
敵が来ないように柵を設け、日が当たらないように屋根をかけ、
腹が減る前に餌を与え、保護に保護を重ねたらブタになった。

イノシシは
野性的であるが、ブタは肉の塊を脂肪で取り巻いた体になったから、
暑さに弱い、高温になるとコロリとトン死する。

私たちも、
文明の恩恵を受け、すべてのものが便利になっただけ、
自己家畜化の方向に進んでいる、つまり、ブタ化しつつあるということだ、
とても怖い話である。

濁り水からとったメダカは清水では死んでしまう、
保護と清浄が必ずしも理想条件とは限らない場合もあるのです。

身体障害者や、高齢者の環境は、あまり便利に作りすぎるより、
本人が努力しなければならないようにしないと、
リハビリの目的には合わないという。

医療機関の進歩による検査漬け、薬漬けが疑問視されてきたように、
住宅もまた、設備漬け、電化漬けへの傾向をチェックしなくても良いか?。

最近の設備機器の発達で、
どんな状態にまでも望みのままにコントロールできるようになった、
それが果たして真の幸福につながるかどうかが疑問である。

あなたは、快適さばかりを求めて、
体温調節の出来ない「ブタ」になっていませんか?

2004.04.12 Monday / ひとりごと

食品に車、家電品・・・消費者を保護するためにさまざまなリコールが新聞を賑わしています。



新聞には毎日のようにリコールのお詫び文が掲載されています。
一昨年ナショナルでは数百億円とも言われる徹底的な謝罪広告が出され業界でも話題になりました。
大手企業の中には、ひたすらリコールを隠すような体質のメーカーもあったようですが・・・。

私自身、食品や車、電化製品などのリコールはリフォームに直接関わることが少ないので、あまり気にとめていませんでした・・・
このたび『TOTOのウオッシュレットに発火のおそれがある!』との記事に驚きをもって見守りました。
しかし、お客様の反応がいまひとつありません。

メーカーや商社は私どもにFAXを送りつけてくるだけ!
善後策も全くありません。

お客様は本当に直接フリーダイヤルでメーカーに連絡を取っておられることだろうか?とさりげない疑問が湧きました。
前述のナショナルがストーブのリコールで、直接販売することのない私どもにも未だに『捜してください!』と言って回っているのです。
過去リフォームさせて戴いた数件のお客様に聞いてみました。

『え〜、知らなかった!』との声に驚いたのです。
雪○や不○家のように直接口にするものや、パ○マのような中毒には敏感のようですが・・・

私どもでは、特別にチラシを作成し、ダイレクトメールでお客様へ点検してもらうようご案内しました。
でるわ、でるわ!・・・多数のお客様からお電話を頂戴したのです。
私どもでトイレを施工していないお客様からもお電話を頂戴しました。。

原因は委託していた中国の部品メーカーの品質が悪かったためとしています。
近年多機能化してきた商品がライバル社との差別化を図るためと、コストダウンの影響を受けたのではないでしょうか?
見た目だけは素晴らしくなっても見えない部分で品質の低下があっては消費者もたまりませんね。
家庭電化製品にも近隣アジアで生産された商品が出回り、リコールになっているのを見かけます。

当社へ電話を頂戴するたびにTOTOへ逐一FAXをしております。
私どもで取り付けた実績があろうと無かろうと、私どもの大切なお客様なのです。
FAXには「修理・点検が終わりましたら私どもにも報告を下さい」と書きました。
なにしろ18万台も対象になっているのですから、私どもにまで連絡をいただけるのか?とても不安です。

TOTOさん!終わったら連絡してくださいね!
ウオッシュレットのために時間や費用を掛けているんですから・・・(ちょっと貧乏くさいですねぇ(笑))
ともあれ、「ナイスさんいん」ではお客様へ真心込めて取り組んでいます。
ナイスさんいんへのお問合せはこちらから!
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